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新年のご挨拶

• 投稿日：2019年01月01日　 カテゴリ：新着情報　 タグ：　

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

昨年はお客様をはじめ多くの方々のご支援を頂戴いたしまして、弊社は充実した順調な一年でした。誠にありがとうございました。

昨年は災害の多い年でした。多くの台風が縦断しましたし、逆進する台風もありました。九州や岡山、そして今まで台風には縁の無かった北海道までが被害を受けました。山が崩れ、家が流され大変な被害がありました。

異常気象は地球温暖化現象によるものなのでしょうか、昨年の12月までは冬らしい寒さを感じられる日が殆んど無かったように感じられました。

大きな災害を個人レベルで防ぐことは出来ませんが、せめて一週間ぐらいは他人の助けが無くても、生活出来るようにしたいと思いました。

今年は10月1日に消費税率が、8％から10％に値上げされる事が決まっています。しかも、今まで経験したことが無い、軽減税率と言う制度が導入されます。原則としては10％なのですが、食料品や新聞など一部商品だけは8％に据え置かれます。つまり日々の取引の中で、10％と8％が混在する状況になり、混乱することが予想されます。軽減税率を導入するのは、低所得者層を意識しての政治的な判断でした。

また政府は消費税率改定をスムーズに導入すべく、様々な政策を計画しています。その一つが電子決済することにより、ポイントを還元することですが、電子決済ではお年寄りと低所得者層は、恩恵を受けられる人は余りいません。プレミアム付き商品券を低所得者や子供のいる世帯に配る案等、消費税増税までに多くの事が検討されることでしょう。

軽減税率には日本税理士会はじめ多くの団体が反対運動を起こしていますが、政策としては決定済みですし、実施時期は刻々と迫っています。

今迄はぎりぎりの段階で景気状況を見ながら二回にわたり、延期されてきました。今回はどうなるか分かりませんが、私たちは実施されることを前提に、着々と準備を進めることが使命であると心得て10月1日を迎えます。

本年も「お客様にとりまして、なくてはならない存在になる事」を目指し、お客様から頂戴する「ありがとう」の言葉をエネルギーにして社員一同、精一杯精進して参りますので何卒宜しくお願い申し上げます。

平成31年元旦

みらい会計税理士法人　代表社員　増田正二